離乳食を進めていく中で新しい食材を試すのは、毎回楽しみであるのと同時にアレルギー反応が出るかもしれないという不安もあるかと思います。でも、アレルギーが起きた時の対応を知っておけば少しは安心だと思うので今回はアレルギーの品目やアレルギー反応が起きた時の対応について書いていこうと思います。
アレルギー品目について
アレルギー品目については皆さんもお菓子のパッケージに表示されていたり、今はアレルギーを持っている人も多いので身近で聞くことも多々あるかと思います。
その中でも、よく聞く品目は「卵、乳成分、小麦、えび、かに、落花生、そば」の7品目だと思います。では、なぜこの7品目が良く聞く品目かというとこの7品目は表示の義務があるからなんです。
なので、これ以外にもアレルギー品目はあるのですが良く目につくのがこの7品目になります。
では、7品目以外に表示が推奨されている品目が何品目あるのかというと、「20品目」なんだそうです。しかしこの20品目は表示が義務付けられていないので表示されていないことが多々あるんです。
それでは、20品目にどんなものがあるのかというと「あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、 牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン」です。
ただ、これ以外にも人によっては「お米や水」等のアレルギーを持っている人もいるので離乳食で新しい食材を与える際はアレルギー品目に入ってなくても一口ずつ与えるのが鉄則になってくると思います。
アレルギー時の対応
アレルギーに気を付けながら離乳食を進めていったとしても、子どもがどんなアレルギーを持っているかは食材を与えてみないと分かりませんのでアレルギーが出てしまった時の対応を説明していきます。
アレルギー食品を与える前に
アレルギー食品を初めて与える前にまず、子どもの顔の写真を撮っておくか、動画を撮っておくことをおすすめします。
理由はアレルギーが起きて病院に行った際に医師に診てもらえるからです。(アレルギー反応が医師に診察してもらう前に治まることことが多いため)
また、時間帯は病院にすぐ行けるように朝か昼までには与えるようにしてください。
アレルギー反応が出てくる部位
アレルギー反応の多くは赤い湿疹や蕁麻疹が出てくるので注意してみといてください。
部位では、目の周りやお尻、お腹や背中、お口周りによく出てくるので、少し赤みが出ている気がしたら始めに撮っている写真と見比べてみてください。
アレルギー反応が出てくる時間
アレルギーが出てくるのは子どもによって様々ですが、大体は5~30分くらいの間には出てきますが、遅い子だと2時間後とかに出ることもあります。
初めてあげる食材を食べた後は、次の離乳食の時間または授乳の時間まで様子を見ることをおすすめします。
アレルギーかなと思った時
子どもが離乳食で新しい食材を食べて、かゆみや様子がいつもと違うと感じたり、体に赤く発疹が出ていたり、蕁麻疹が出ているときは迷わずに病院に連れて行ってください(なるべく大きな病院がおすすめです)
病院に行く前に発疹等が出ているときは写真を撮っておくと診察の時に説明がしやすいので写真も撮っておいてください。
※嘔吐や苦しそうにしているときは救急車を呼んでください。
診察がおわったら
医師の判断の元、経過観察または通院をしながらアレルギーの負荷試験、アレルギー改善指導を受けてください。
※小さな病院だとアレルギー改善指導ができない所もあるみたいなのでその場合は紹介状を書いてもらってアレルギー改善指導ができる病院に行った方が良いと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?子どもがアレルギーを起こすと混乱すると思いますが、離乳食で新しい食材を与える際は必ず写真もしくは動画を撮っておくことを習慣化していれば、アレルギーが起きた後の対処がスムーズになると思いますので覚えているととても便利だと思います。
また、病院もできるだけ大きな病院に行くことをおすすめします。
理由としては、かかりつけの小さな小児科さんだとアレルギー専門の先生ではない可能性が高いので、そこから紹介状書いてもらって通院となると少し手間がかかると思うので、アレルギーが起きた場合は初めから大きな病院に行くことをおすすめします。
毎日頑張っているママ・パパが不安を感じないで離乳食を楽しめるようにこれからも情報を発信していきますのでこれからもよろしくお願いします。
ご精読ありがとうございました。
離乳食についての情報をほかにも紹介しているので時間がある方はこちらの記事もご覧ください。
離乳食の1回の量や栄養バランスは? – 離乳食日記 (xn--fkq848cltzdyk0mc.com)
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